今日は。XoogTokyoデザイナーのかおりです。
Xoog (ズーグ)というラインをみなさんに知っていただくために、このブログに少しずつ書き綴っていきたく思います。
Xoogの立ち上げの動機は、日本のネクタイの柄にもっとバラエティーが欲しいというシンプルな欲求でした。
ブランドをご紹介するにあたり、私自身についても少し。ニューヨークのアートカレッジFITでテキスタイルデザインを学び、Guilford Millというテキスタイル会社にて水着の柄のデザイナーを経た後(担当ブランド:Limited Too, Nike Junior, A&H Schcreiber等)、アメリカの老舗ブランド Steven Land(ど派手勝負、華やかなブランドです)でチーフデザイナーとしてネクタイのデザインを担当しました。この会社は入社した次の年の売り上げが30%上がったという実績があります。当方のデザインの方向性とブランドとの相性がよかったのでしょう。私は自分のデザインの方向性をこのブランドとの関わりと成長の中で見出すことができたと思っています。Steven Landは本当にキラキラしていてアーティスティックなネクタイを沢山世に送り出してる面白いブランドなのです。そんな背景があったため、日本に帰国してまず目に付いたのはネクタイ売り場のネクタイの地味さでした。製品はとても上質で上品ですが、こぢんまりしてモノトーンであるように感じました。アメリカのマーケットではかなりネクタイの柄に幅があります。もちろんシンプルでオーソドックスな柄も沢山あるのですが、大胆な色や柄を好む方も大勢いらっしゃるのでネクタイ売り場はとても華やかです。対し、日本のネクタイ売り場は殆どシンプルなストライプやドット柄などの定番モノかソリッドカラー、市場を50%占めているのはネイビーといった状況です。これは日本独特な不思議な現象と言ってよいでしょう。
もっと華やかで楽しいネクタイが欲しい方も日本にいらっしゃるはずです。日本人は世界有数のおしゃれ民族なのだから、という信念をもとにラインを立ち上げることに決めました。「布を首回りに巻く」というのはとても不思議で素敵な社会習慣です。どうせ巻くのであれば楽しくて美しい模様でもよいのでは♪
というわけで始めましたXOOG Tokyo、まずは10点のデビューコレクションから。
「ユニークかつ上品なデザイン」をモットーに仕上げました。
他店に置いていないXOOG Tokyoのオリジナル商品です。
製品は全て100%シルク、プリントではなくWoven(織り)デザインです。
数に限りのある限定商品ですので大事な方への贈り物にも最適だと自負しております。
スペシャルなあなたにスペシャルなネクタイを!
大量生産ではない人と違ったデザインが欲しいとお思いの皆さまにお届けできたらと心より願っております。
お客様のお気に召すネクタイがあれば嬉しいです。
よろしくお願いいたします。